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AIエージェントとは?中小企業の業務が変わる実演3選【フォルダ整理・請求書・ダッシュボード】

公開日:2026/8/14
目次
  • 対話するAIと、作業するAI
  • すでに始まっている使われ方
  • 実演① 散らかったフォルダを、ひとことで整理
  • 実演② 請求書10枚を、Excelの一覧表に
  • 実演③ 売上CSVから、経営ダッシュボード
  • 繰り返し業務は「スキル」として覚えさせる
  • 費用と安全性
  • まとめ ― まずは面倒な作業をひとつ

ChatGPTのようなAIと「対話」して、メールの文面や議事録を作ってもらう。そんな使い方は、もう当たり前になりました。

でも今、AIの世界では次の変化が起きています。対話するAIから「作業するAI」への進化、いわゆる「AIエージェント」です。

この記事では、AIエージェントに何ができるのかを、実際の画面をお見せしながらご紹介します。

対話するAIと、作業するAI

これまでのAIは、質問すると答えが返ってくる「対話型」でした。返ってきた文章をコピーして、メールに貼り付けて送るのは、人間の仕事でしたよね。

AIエージェントは、ここが違います。

  • 指示を受けると、自分で手順を計画する
  • ファイルやソフトを直接さわって作業する
  • 完成した成果物を届けてくれる

人がやるのは、最初のお願いと、最後の確認だけ。プロンプトを工夫する必要もほとんどなく、人にお願いするように日本語で頼むだけで動きます。

すでに始まっている使われ方

  • 経理の現場で: 領収書の山を読み取って、仕訳の一覧表を自動で作成する
  • 書類の多い会社で: 共有フォルダの整理をAIに任せて、探す時間を減らす
  • お店や小さな会社で: ホームページのお知らせを、外注せずに日本語の指示だけで更新する

共通点は、「毎回やる面倒な作業」から任せていることです。ここからは、実際の画面で3つの実演をご覧ください。

※以下の実演はすべて、弊社が用意した架空のダミーデータを使っています。

実演① 散らかったフォルダを、ひとことで整理

ダウンロードフォルダに、請求書、画像、メモ、データが16ファイル、ぐちゃぐちゃに混ざっている状態からスタートします。AIへの指示は、たったこれだけ。

このフォルダの中身を、種類ごとに整理して

AIはファイルの中身まで確認して、「これは請求書」「これは画像」と判断しながら、種類別のフォルダに自動で仕分けます。結果はこうなりました。

ダウンロード/
├── 01_請求書・領収書/
│   ├── 請求書_複合機リース7月.pdf
│   ├── 20260701_請求書.pdf
│   └── ...
├── 02_写真・画像/
│   ├── 名刺_スキャン.png
│   ├── ロゴ案_v3.png
│   └── ...
├── 03_文書・メモ/
│   ├── 会議メモ_0623.txt
│   └── ...
└── 04_データ(Excel・CSV)/
    ├── 経費メモ_7月.xlsx
    └── 顧客リスト_old.csv

ポイントは、ファイル名ではなく中身を見て分類していることです。「無題のドキュメント.txt」のような名前のファイルも、正しい場所に収まります。今回は16ファイルでしたが、数百ファイルでも同じことができます。

実演② 請求書10枚を、Excelの一覧表に

フォーマットもファイル名もバラバラなPDFの請求書が10件。「スキャン_20260722.pdf」「document_0731.pdf」といった、中を開かないと分からないファイル名のものも混ざっています。

請求書サンプル(架空データ)

指示はこれだけです。

この中の請求書をすべて読み取って、エクセルの一覧表を作成してください

AIが1枚ずつPDFを開いて、発行元・請求書番号・日付・金額を抜き出し、Excelで開ける一覧表に仕上げます。

Noファイル名発行元発行日合計(税込)
1請求書_阿蘇オフィスサプライ_2026年7月.pdf阿蘇オフィスサプライ株式会社2026-07-3145,012
2スキャン_20260703.pdf株式会社白川印刷2026-07-03103,950
3INV-2026-0715.pdf株式会社江津湖システムズ2026-07-1585,800
…(全10件)
合計574,101

※表中の企業名・金額はすべて架空です

手入力で1件ずつ転記していた作業が、指示ひとつで終わります。自社のテンプレートがある場合は、「このテンプレートに沿って入力して」と頼むこともできます。

実演③ 売上CSVから、経営ダッシュボード

3つ目は、いつも一番反響のある実演です。売上データのCSVファイルを渡して、こう頼みます。

このデータから、経営者向けのダッシュボードを作成してください

出来上がったのがこちら。ブラウザで開ける、対話型のダッシュボードです。

経営ダッシュボード(架空データ)

月別の推移がグラフになり、マウスを置けば詳細の金額まで表示されます。「5月に大きな谷がある」といった気づきのコメントまでAIが添えてくれるのがポイントです。

しかもこれ、一度作って終わりではありません。「商品別の内訳を足して」「担当者別も見たい」と、会話しながら自分好みに育てられる。これが作業するAIの真骨頂です。

繰り返し業務は「スキル」として覚えさせる

毎月のレポートのような定例業務には、「スキル」という仕組みが使えます。

やり取りを重ねて自分好みに仕上がった手順を、「これをスキルにしておいて」と言えば、AIが覚えてくれる。次からは一言で同じ品質の成果物ができます。

しかもスキルはチームで共有できるので、ベテランが作った手順を新人がそのまま使えます。業務の引き継ぎにも効きます。

費用と安全性

気になる費用ですが、個人プランなら月額およそ3,000円から。高額な初期投資は必要ありません。会社で使う場合は、セキュリティ面からチームプラン以上をおすすめしています。

※料金は改定されることがあります。最新の金額は各サービスの公式サイトでご確認ください。

安全面で1つだけ注意があります。AIエージェントは、パソコンの中を直接操作できる強力な道具です。削除のような操作を全自動で許可する設定には注意が必要です。練習はダミーデータで行い、業務データはルールを決めてから。この環境づくりと運用ルールを導入時に整えておくことが大切です。

まとめ ― まずは面倒な作業をひとつ

  • AIは「対話」から「作業」へ進化した
  • 整理・転記・集計といった「毎回やる面倒な作業」はAIエージェントの得意分野
  • いきなり全部ではなく、まずは面倒な作業をひとつ、任せてみる

そこから世界が変わり始めます。

株式会社mimuでは、セキュアな環境構築から人材育成、伴走支援まで、生成AI導入をトータルでサポートしています。
「うちのあの業務、任せられる?」と思った方は、お問い合わせページからお気軽にご相談ください。

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Morita
Moritaって誰だ?(運営者情報)
本名:森田幸輔 |1988年生まれ、熊本県出身 | 現:mimu代表取締役
工業高校時代、同級生がト◯タの工場に就職する中、『クーラーの効いた部屋で働きたい!』という欲望のままにITの専門学校に入学。卒業後、東証一部上場企業のグループ会社で入社1年目からプロジェクトマネージャーとして15年間業務。大手企業や行政案件を担当。
NFTや生成AIなどの最新技術の面白さに魅了され、独立。株式会社mimuを設立。
「挑戦している人をITの力で応援する」を理念に、生成AI導入支援や目標達成支援のサービスを展開。メガネを外すと那須川天心に似ているらしい(怪)
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森田幸輔
設立
2023年3月
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