
「社員に生成AIを使えるようになってほしい。でも、熊本で受けられる研修はどこにあるのか、何を基準に選べばいいのか分からない」
熊本で生成AIの導入支援と研修を行っている私たちのところにも、経営者や人事・総務・DX推進のご担当者からこうしたご相談が増えています。オンライン講座は山ほどあるのに、自社の業務に落とし込める研修となると、選び方の軸がないと決めきれないからです。
この記事では、熊本の中小企業が生成AI研修を選ぶときに見るべきポイント、研修の形式ごとの向き不向き、費用と時間の目安を整理しました。あわせて、株式会社mimuが熊本で開催している研修の内容もご紹介します。
まず、研修の形式を3つに分けて考えると選びやすくなります。
| 形式 | 向いている会社 | 注意点 |
|---|---|---|
| 公開講座(他社と合同・対面) | まず1〜3人のコア人材を育てたい会社 | 日程が固定。自社固有の業務は演習に持ち込む形になる |
| 企業内研修(自社向けに設計) | 部署単位・全社で足並みをそろえたい会社 | 人数が少ないと1人あたりの費用は高くなる |
| オンライン自習型(動画・eラーニング) | 基礎知識の底上げだけをしたい会社 | 「見ただけ」で終わりやすく、業務は変わりにくい |
私たちがよくおすすめしているのは、公開講座でコア人材を育て、その人を軸に社内へ展開する進め方です。全員を一度に研修するより費用を抑えられ、研修後に社内で「教える側」が生まれるので定着しやすくなります。
パンフレットのカリキュラムだけでは差が分かりにくいので、次の5点を確認してください。
配布サンプルで練習しても、職場に戻ると「自分の仕事にどう使うか」で止まります。受講者が自分の業務ファイルや実際の案件を持ち込んで演習する設計になっているかが、いちばん大きな分かれ目です。
ツールの操作だけ教えて「顧客情報を入れてよいのか」「AIの間違い(ハルシネーション)をどう防ぐか」を扱わない研修は、現場で使う許可が出ません。情報漏えい対策、権限設計、出典を確かめる習慣まで含む研修を選びましょう。
ChatGPT、Claude、Gemini、NotebookLM、Difyなど、得意分野はツールごとに違います。1つのツールの操作講座ではなく、目的に応じた使い分けを学べると、ツールが入れ替わっても知識が陳腐化しません。
研修で作ったチャットボットや業務アプリを、部署へ配り、改善し続けるには研修後のフォローが必要です。成果発表や定着計画づくりが組み込まれているか、研修後に相談できる伴走支援があるかを確認してください。
AIの知識が豊富でも、企業への導入・定着を伴走した経験がない講師だと、「現場で起きるつまずき」への答えが薄くなります。講師の導入実績を必ず見てください。
「いくらで、どれくらいの時間がかかるのか」も、よくいただく質問です。参考として、株式会社mimuが熊本で開催している公開講座の条件を挙げます。
企業単位での開催(貴社施設での実施)もご相談いただけます。人数や回数によって費用が変わるため、まずはお問い合わせください。
なお、人材育成に関する助成金・補助金を活用できるケースがあります。制度は年度や要件で変わるため、ご相談の際にそのときに利用できる制度をあわせてご案内しています。
私たちは「聞くAI」の操作を教えるだけでなく、AIに仕事を任せられる人材を育てることを目的に、対象者別の講座を開催しています。
ファイルを扱い業務を実行するAIエージェントを、安全に使いこなして自分の業務に組み込む実践講座です。第1回は座学でガードレール設計(ハルシネーション対策・機密情報の扱い・権限設計)だけに絞り、以降はリサーチ、資料作成、データ処理、自動化と難度順にハンズオン。最終回は受講者一人ひとりが「自業務エージェント」を発表します。経理・経営企画・DX推進などバックオフィスの方向けです。
ChatGPT・Claude・Gemini・NotebookLMなど主要ツールの使い分けと、プロンプト設計の基礎から応用までを段階的に学ぶ研修です。画像・音声・文書の入力活用、提案書やプレゼン資料の作成、NotebookLMによる社内ナレッジの蓄積まで、明日から業務で使えるスキルを扱います。生成AIをこれから本格的に使い始める方、部下や同僚に使い方を教える立場の方向けです。
経営コンサルタント、中小企業診断士、税理士、社会保険労務士など、経営支援業務に携わる方向けの講座です。セキュアな自社専用AI環境(Dify)の理解、Difyワークフローによる文字起こし・要約の自動化、NotebookLMによるナレッジの一元集約まで、属人化の解消と業務の高度化を狙います。
公開講座のほか、企業ごとの課題に合わせた研修も実施しています。
講師は代表取締役の森田幸輔が務めます。企業向け生成AI顧問として、製造業・士業・医療・不動産など多業種の導入・定着を伴走してきた実践知をもとに、初心者にも分かりやすくお伝えします。
研修は導入の「ステップ4」にあたる工程で、その前後に目的の設定、ルールと環境の整備、定着の仕組みづくりがあります。研修を受けたのに社内で使われない会社は、この前後が抜けていることがほとんどです。
導入全体の手順は 生成AIの社内導入 手順|中小企業が失敗しない5ステップ にまとめています。研修後に「自社専用のAI環境」を用意したい場合は、Difyとは? もあわせてご覧ください。
できます。どの講座も基礎から段階的に進める設計で、予備知識ゼロの方を前提にしています。
あります。公開講座は「まず1人のコア人材を育て、その人が社内に広げる」進め方を前提にしています。研修の最後に「個人でやること/チームに配ること」を整理するので、翌日から職場で動けます。
県内であれば貴社施設での開催をご相談いただけます。日程・人数・内容に応じてお見積りします。
株式会社mimuは、研修単体でも、セキュア環境構築・人材育成・伴走支援をまとめた導入支援としてもご依頼いただけます。「どの講座が自社に合うか」という段階のご相談も歓迎です。